動作時の膝の痛み

変形性膝関節症の痛みは、立ったり座ったりという膝を動かしているときに痛むものです。これは軟骨が摩り減ったり、半月板の変性により膝のクッション機能が低下しているときに体重の重さや地面からの衝撃などの負荷がかかることによって膝関節の土台となる軟骨下骨がきしむのが原因です。
膝の痛みは椅子に座ったり立ち上がったりする時や、階段や坂道の昇り降り、さらには走ったりジャンプしたりなど、膝に大きな力がかかったときに生じます。また、長時間立ちっ放しだったり、長時間歩いたりしたときに感じる痛みも同じ原因によるものと考えられます。
逆に、休んでいたり寝ていたり、膝に大きな力がかかっていない時に感じる膝の痛みは変形性膝関節症以外の原因があるかもしれません。