変形性膝関節症の特徴

変形性膝関節症の場合、なりはじめには「なんとなく悪くなった」と感じるケースが多いようです。
変形性膝関節症の初期症状の時は、歩きはじめの時に痛みを感じます。動かしている最中はいくぶん楽になりますが、激しく動かした直後や動かした後しばらくした時などにまた痛みを感じます。特に階段の昇り降りなどで痛みを感じるようです。また、正座も苦手になります。

初期症状の段階では、歩いたり立ち上がったりと、膝を使う動きをしない間はそれほどの痛みを感じませんが、これが中期症状になると、特になにもせず安静にしている時でも痛みを感じるようになってきます。
また、膝に水がたまった状態(関節水腫)になり、膝が腫れてきます。炎症がひどい場合には膝全体が腫れてくるようになります。

変形性膝関節症の末期症状は、ほとんど歩けなくなります。少しは歩いたとしても、休んだ時に膝の痛みがとれなくなります。こうなるとすぐさま病院に行き、入院する必要があります。完治には長い期間がかかるでしょう。
そのため、初期症状のうちに診察を受けて治療をすることが大事です。