変形性膝関節症とは:より詳しく

変形性膝関節症とは、膝に長い間荷重のかたよりなどの負担をかけることで、関節軟骨が磨耗したり、半月板が断裂したりするなどの結果、大腿骨と脛骨が直接ぶつかりあい、骨と骨がこすれ合うほどになってきます。こうした症状をきたすのが変形性膝関節症です。
このように長い年月で膝が悪くなるものを「一次性」の変形性膝関節症と呼びます。一次性の変形性膝関節症は、症状が長い時間をかけてじわじわと進行するのが特徴で、50~60歳代の女性に多く見られます。また肥満にゃO脚が多いのも特徴です。
一方、膝の怪我や関節リウマチなどの病気などが原因となっているものを「二次性」の変形性膝関節症といいます。二次性の変形性膝関節症は一次性のものとは異なり、じわじわ進行するのではなく比較的短期間に症状があらわれ、進行が早く、40歳代の人にも発症します。