うさぎ跳びと変形性膝関節症

今ではよく知られるようになりましたが、うさぎ跳びは膝に最も大きな負担をかけます。
膝を最大限に屈曲させると、内側半月板は前方に6mm程度せり出すため、関節内部では半月板の端が狭まり、半月板断裂が起きやすくなります。また、うさぎ跳びで大きく曲げられた膝は筋肉や靭帯が完全に伸びきってしまいます。そうした状態で体重負荷を膝にかけ続けると、筋肉と骨をつなぐ腱付着部に多大なストレスを与え、炎症・断裂を引き起こすこともあります。そうしたことが変形性膝関節症につながる可能性はじゅうぶんにあるのです。